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カイデックスでシースを作ってみた 

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これ何だかわかります?
あえて名前を付けるなら「包丁用カイデックスシース」とでもいいましょうか。
カイデックスというプラスティックのような塩化ビニール素材の「鞘(さや)」です。

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ハンティングナイフなどで、この鞘が必要になるナイフを「シースナイフ」と言ったりします。
刃をむき出しに持ち歩くわけにはいきませんし、取り出しやすいように腰などにとりつけたりしますよね。
革製のものが一般的なのですが、湿気てカビたり水中で使いにくいなど万能ではないので、近年ではこの「カイデックス製」も良く見かけるようになりました。

今回は、お気に入りの包丁をバーべキュなどのアウトドアに連れ出すために、専用のシースを作ってみることにします。
世界で一つだけ、この包丁専用のシースです。

カイデックスの加工については、あまり情報が多くなく、参考にさせていただいたのはマトリックス・アイダさんというメーカーと、その中の人が書かれているブログでした。(文末にリンクをご紹介)
もちろん初めての加工ですし、脳内妄想で試行錯誤してやりましたので、正解かどうかわかりませんが、かなり満足のいく作品に仕上がりました。

可能な限り、その一部始終をご紹介したいと思います。
(小さい画像はクリックすると大きくなります)

まず、シースのデザインを検討します。
大まかに2種類あるようです。
A)2枚の板を張り合わせるようにするもの。
B)1枚の板でナイフ抱き込むようにするもの。
Aは裏板を厚め(3mm)に、表板を薄め(1.5mm)にし、裏板には凹凸加工を施さず、表板で型を作ります。
大型ナイフに良さそうですが、外周にカシメ(やハトメやビス)を配する必要があり、シースも大型化してしまうきらいがあります。
Bの1枚抱き込み型はその点シンプルに作れますが、若干ですが加工難易度が上がるような気がします。

今回は包丁用ですから、ちょうど背の部分が一直線になります。
ここはBの1枚抱き込み型が良さそうです。
型紙にざっくりデザインをしたら、カイデックスを切り出します。
ちょっともったいないですが、念のためにやや大きめに切っておきました。
切り出しはPカッターで溝を掘るようにカットしますが、無ければ根気よくカッターなどでも可。
包丁にはダクトテープをマスキングとして貼っています。
傷の防止や、成形時にあまりタイトすぎると使いにくいのでゆとりを持たせるために。

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ここで1つ悩みました。
カイデックスの表と裏についてです。
片方は艶ありピカピカブラック。もう片方はサラサラした艶消しブラック。
よく見るとデコボコした模様の様なものがあります。
さてどうする!?
実は、カイデックスはハンドガンのホルスターなどにも良く使われます。
幸い(?)、所持していたのでそれを参考にすると「サラサラ艶消しブラックが表」と判明。
たしかに内側がツルツルのほうがゴミが溜まりにくいですし、掃除も楽です。

いよいよ曲げに入ります。
カイデックスを温めるためには、ヒートガンというドライヤーの強力版がありますが、僕はトーチ(バーナー)を使いました。普通のドライヤーだと熱量不足です。
トーチがなければオーブントースターでも可だそうで。

袋状にするために真ん中あたりを重点的にまずは温めて仮成形。

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次に全体をまんべんなく温めて柔らかくした状態で包丁をあてがい、いっきにプレス!
フォームプレッシャー(ちょっとかたいスポンジ)をレンガに貼りつけたものを使いました。
力いっぱい押しつけ、カイデックスが包丁に密着するようにします。
しばらくしてカイデックスが冷めたらプレスを終了して仕上がりを確認。
カイデックスは冷めるとカッチカチになります。
本当はもっと大きいフォームプレッシャーのほうが良いのですが、ケチってしまったのでギリギリサイズです。
カイデックスに包丁をいれたまま熱を当てると、プレス作業が楽そうですが、熱しすぎて刃に変な焼きが入ってしまうのが嫌だったので、加熱時にはナイフを抜くようにしました。
納得する形状になるまで包丁を抜いては加熱してまたプレス・・を繰り返し。
あまり加熱し過ぎると、カイデックスが艶々してきますので、ご注意を。

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やっとカイデックスが包丁にフィットしました。
あとは、刃のアウトラインを鉛筆などで写して、そこからカシメの直径6mm分だけ外側を糸のこでカット。
細部は金ヤスリで整えていき、最後にカッターの刃を寝かせてエッジのバリを落とします。
このあたりは厚手のプラモデルを加工しているのと何ら変わりません。

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包丁なので、ぶらさげて持ち歩くことは無いのですが、一応ナスカンも付けておきました。
折り返しになるところを綺麗に加工したら、折り曲げたいところをターボライターでスポット加熱。
ナスカンを通して折り曲げたら、フォームプレッシャーでぎゅっと押さえつけ。
ベロもカシメで留めようと思いましたが、強度的にそのままでよさそうです。
でも後々開いてきたら嫌なので、塩ビ系接着剤を1滴入れておきました。

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次に外周にカシメを打ちます。
もともと袋状で固まってますから、そんなにたくさん打たなくても大丈夫。
エッジからカシメがはみ出さないように慎重に位置決めをしたら、1mmのもみつけ穴をあけてから、3.2mmの本穴あけます。
これ重要。この穴がずれてカシメが外周からはみ出たら台無しもいいところです。
いよいよカシメをセットしてポンチで打ち込み。

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これで完成!
処女作にしてはナカナカの出来と自画自賛。笑
いい感じのテンションで包丁を抑え込むようにできました。

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余談ですが、この包丁は上野の菊季さんで購入した積層鋼のペティです。
おろしたてのカッターのようなシャープな切れ味がお気に入り。

このカイデックス、いろいろ可能性を感じる素材ですよ!!
材料はまだまだ残っているので、次回作に乞うご期待!


参考URL:
ナイフメイキングの部材などを取り扱っているショップ→マトリックス・アイダ
マトリックス・アイダの中の人のブログ→ナイフ小僧のブログ


[追記]
ナイフ小僧さんのブログに取り上げていただきました。嬉しいな!
http://ameblo.jp/knife-kozo/entry-10575910096.html

Love Beer? (゚∀゚)/D





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この記事へのコメント

Re: カイデックスでシースを作ってみた

かっこいい!かっこいいです。

カイデックスですか。
難しそうですが、ナカナカいい素材ですね。

S.R.Sさん

カイデックスいいですよー!
ちょうどよいホールド感と、硬い殻がピタッと包丁に沿ってるあたりがお気に入りです。
あとからの調整も簡単にできちゃいますので、そんなに難しくなさそうですよ。

Re: カイデックスでシースを作ってみた

一作目とは思えない、すごい出来ですね!!
この記事、こちらからもリンク貼らせてください!
よろしくお願いします。

ナイフ小僧さん

わー、コメントありがとうございます!
リンク歓迎です。
もし何か間違ってたらぜひともご指摘ください。

カイデックス素材、適度な柔らかさもあって接触物を傷めないので、色々重宝出来そうです。
プラスティックと言えば、インジェクションやカット&接着しか知らなかったので、一気にモノ作りの幅が広がりました!

Re: カイデックスでシースを作ってみた

すんごく遅くなりましたが、ブログで紹介させてもらいました。
今後ともよろしくお願いします。
http://ameblo.jp/knife-kozo/entry-10575910096.html

ナイフ小僧さん

わー!
ブログ紹介ありがとうございます。
濡れふきんは今度試してみたいと思います。

あのあと、カイデックスでゴーグルの曇り止めのためのファンダクトを作ったりいろいろ試してます。
サバゲ用のマガジンホルスターなんかも簡単に作れちゃうので、友人にもお勧めしてますよ!

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