これからの時期、海辺で遊ぶことも多くなりますが、しっかりとしたシェード(日陰)を作りたいと思ったら、スノーピークの
ペンタシールドはかなりオススメです。
ただ、砂浜ですので普通のペグが利きません。
そこで、ペグの位置決めも一発で決まる立ち上げ方法を図説でご紹介したいと思います。

まずは場所決めですね。
砂浜が綺麗だからといって、あまり水辺寄りにセットすると潮が満ちてきたときに大参事です。笑
目安としては漂着物よりもちょいと陸地寄りが良いかと思います。
オールウェザーブランケットを思いっきり広げてこんな感じですから、結構使い勝手の良いスペースが得られますよ。

設営にあたりいくつか準備するものがあります。
砂浜ならではのグッズです。
まずはポールの土台となるものです。
ビールなどのアルミ缶の底を切り取った奴ですね。
アルコールストーブを自作されている方なら、お馴染みのパーツです。
そこらへんに落ちている木の板でもOKですが、この缶底土台は重さが掛っても割れたりしませんし、位置決めしたら動いたり沈んだりしないのでオススメです。

次に、以前紹介した
サンドペグです。
塩ビ管をカットしたものにガイラインを通します。
これそのものがスコップにもなります。
カラビナを付けておくと、自在金具のセットが楽にできますよ。
木の枝をクロスにして埋め込む方法もあります。
最低でも3つ用意しましょう。
サンドペグがヤワだったり、埋め方があまいと強風で
ペンタシールドが吹っ飛んでしまったり、倒壊してしまうので重要アイテムです。


設営手順を図にまとめてみました。

1.設置場所(点線部分)を決めたら、図の位置に
ペンタシールドを広げます。
両翼の突端に
サンドペグを埋め込んでください。
非常に力が掛かる場所なので、ちゃんとしたペグを深めにセットします。
自在金具付きのガイガインも結んでおきます。
2.両翼に結んだガイラインが伸びきるまで、
ペンタシールドを後方に引っ張ります。
引っ張り切ったところに
サンドペグを埋め込んでください。
ここは特に自在金具を付けなくても大丈夫ですが、非常に力が掛かるので深めにしっかりとしたペグを埋め込みましょう。
3.センターポールを立ち上げます。
両翼のガイラインを自在金具を使ってテンション調整してください。
これで、自立します。
あとは、後方左右をペグダウンして形を整えます。
ここはさほど力が掛からないので、そこらへんの木片にガイラインをしばって埋め込む程度で大丈夫です。
木片がなければ、コンビニの袋に砂をつめて半埋めにするだけでもOK。

この方法だと、ペグの打ちなおしが発生しないので、特に埋め込みが面倒な
サンドペグに有効な設営方法だと思います。
上の写真はスタンダードな設営方法。
風があまり無い日であれば、次の写真のように後方の3点に木片などを嵌めて高さを出せば、空気が通って解放感が得られます。
トップの画像は解放セッティングになってます。

気軽さはちょっと犠牲になりますが、パラソルや自立型シェードテントには無い安定感が得られますよ。
この夏のこだわりアイテムとしていかがでしょう?







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