その1はこちら「
へたれ奥秩父主脈縦走1(木賊山、甲武信小屋)」
その2はこちら「
へたれ奥秩父主脈縦走2(甲武信岳、国師ヶ岳、大弛峠)」
【3日目行程】大弛峠(2360m)-下山(JR塩山)

寒い!足が寒い!
あまりの寒さで目が覚めました。
あれ?なんでツエルト照明が頭の上にあるんだ?
やけにツエルトが広くないかい?

ちーん。
傾斜地で寝ていて、太ももから下がシュラフごとツエルトの外にずり出ていました。
そりゃ寒いですわな。
ハズカシイ。他の人にみられなくて良かった。。(たぶん)
傾斜地の睡眠方法やマットとの連結、ツエルト末端処理など、課題が浮き彫りになりました。
今のところ、対策として有効そうなのはコレ。笑

あぁ、ツエルトが完全に結露&凍結してますね。
うー、さぶっ。

ゆっくり朝ごはんを食べて、撤退開始です。

道半ばでの撤退となりましたが、ものすごく勉強になった山行でした。
とにかく、「睡眠不足は体力も気力も奪う」これに尽きるような気がします。
そうならないような事前の情報収集や、装備の選択と慣れが大事ですね。
1泊の場合はエイヤ!でなんとかなりますが、連泊の場合、天候、トラブル、諸々の可能性を考慮して、余裕のあるプランと代替案があると精神的に楽ということも。

いろいろ気付きがあって良かったという以外にも、「人」が面白かったですね。
皆でストーブ持ち寄って、それぞれ談笑しながらご飯を作ったり、お酒を飲んだり。
こういうの初めてです。


初めて「小屋の人」ともお話しをしましたが、甲武信小屋の御主人も、大弛小屋の御主人/おかみさんも、本当に良い人でした。
山じゃなくて「山小屋にまた行きたい」という気持ちすらします。
次は、瑞牆山から東進ルートで再挑戦か!?
その前に、もっと快眠を研究しなきゃ。
中途半端な山行記にお付き合いいただきありがとうございました。
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