ツエルトで唯一不快なのは、すぐ風にあおられてしまうこと。
構造上やむを得ないのですが、こういうときは、ポールが入った自立式テントを羨ましく思います。
でもこの風問題を少しでも解決できれば、さらに快適性はUPするわけで。
ファイントラックの
ツエルト2は一番面積の大きい面の中心に「サイドリフト」というループが左右に出ています。
これ、ものすごく重要で、ここを細引きで張っておくだけで、横風によるツエルトの潰れをだいぶ軽減できます。
このサイドリフトが無いツエルトの場合、内側から小石をあてがい、外側から細引きで小石をくるむように縛れば、簡単に目的を達せます。頭いいですねー。ちなみに、最近リンクを張らせていただいた「
やまやなぶろぐ」様に書かれていて、思わず「ほほー」と声が出てしまいました。
でもです。
サイドリフトにもちょっとした欠点がありまして、ピンと細引きを張ることが難しいのです。
写真は合成ですが、もともとは「X」のところの赤い細引きで引いてます。
膨らんでしまってますよね。
あんまり引っ張りすぎると、天井が下がってきたり、不格好になったりとあまりよろしくありません。
かといって、ピンと張らないと自在が緩む。

そこでです。
もし、主軸の立ち上げにポールを使わず、都合良く樹木などで代替できた場合、ポールが2本余ります。
これを、ツエルトのサイドリフトの位置に、左右から立ててみてはどうかと。
(この時は気が付かず、四隅のペグ代わりに使ってしまいました。もったいない!)
写真の「A」の部分でポール同士を結束。
写真の「B」の位置でサイドリフトのループをポールに固定しつつ、細引きの支点に。
写真の「C」では、ツエルトの底面センターのループに通してペグよろしく地面に突っ込む。(
ツエルト2はCにもループが出てます)
これだと、まず「B」の部分で、ポールはガッチリ引っ張れます。
「A」が結束、「C」はペグのように地面に固定されているので、抜けないように下向きの力を掛ける感じですね。
これで、ツエルト本体には余計な負荷は掛かりませんので、「Bのブラックのたわみ」が最小限に抑えられます。
天井部分「Aのオレンジのたわみ」や底面部分「Cの緑のたわみ」の風ブレも軽減されます。
「A」にループが出ていれば最高なのですが、確か室内側にはあっても、室外には無かったはず。
別途ループを縫いこんでしまって、「A」と一緒に結束できるとかなりよさそうです。
底面シートを敷かないという設営も可なので、そうなるとポールをツエルトの内側に立ち上げるという選択肢も出てきますね。
んーー奥が深いです。
これはまだ思い付きネタです。
今度色々と実験して追記したいと思います。
試された方、すでにblog等で紹介済み・・などありましたら情報も頂けると嬉しいです。
ファイントラック ツエルト2。
布切れに2万!?と思いましたが、なかなかどうして、面白いアイテムです。
Love Beer? (゚∀゚)/D











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