
今回はOlimpProResinのLOENING OA-1A"San Francisco"を作ってみました。

この機は1927年(戦間期)に米陸軍の観測機として誕生しました。
Loening OLの派生機で、着水可能な独特の飛行艇形状に、格納可能な車輪がついています。
少し型が違いますが、OA-1Cが飛んでいるレア動画も見つけましたのでご紹介。

レジン製の本体は、胴体とフロートが別組みになります。
細かなパーツは品質の良い樹脂を使っているようですが、大きいパーツは大量のス(気泡)が入っていて、下処理が意外と面倒です。

瞬間接着剤と光硬化パテなどを使って本体を組み上げたら、サフを吹いてブルーブラックを塗装します。
今回は実験的に田中式塗装法(面相筆でひたすら塗る方法)を試しています。

足回りのパーツを組み付けます。
タイヤのフォークはエッチングパーツが入っていますので、これも瞬間接着剤で取り付け。
しかしここでミス!
タイヤを塗ってから取り付けないと、そのあとの塗装が面倒なことになります。

上翼、下翼もサフを吹いた後にイエロー+ちょいレッド+フラットで調色した塗料を田中式で塗装。
イエローは透ける色なので、かれこれ10回以上塗り重ねていると思います。
デカールを貼ったら艶消しクリアを吹いて翼の完成。

あとは組み上げて張り線を貼ったら仕上げにフロート下部のシルバーを塗って完成!
めっちゃカッコいい!

普段だと6~10時間/1機のペースですが、こいつは20時間くらい掛かりました。
それだけに愛着もひとしお。
なかなか満足度の高いキットでした。

さて、そろそろこいつにも着手しないといけないのだけど。。
デカい。重い。レジンの塊。
1/72のボーイングC-98。
これはさすがに面相筆でチマチマ塗る気にはなれませんなぁ。
Love Beer? (゚∀゚)/D
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