ロゴマークが入るだけで、ソレっぽくなりますよね!
ってことで、ロゴマークを入れたいと思います。
まず思いついたのは、ギターのヘッドにあるようなロゴ。
あれ、「インレイ」って言うんですね。
安い奴だと、デカールだったりするのですが、本気のやつはアワビを薄く切ったものをハメこんであったりします。
コレで行きましょう。
まずはロゴマークのデザインから。
手っとり早くミシンの写真を撮りました。

これをイラストレータでトレース。
印刷した紙にカーボンシートを挟み込んで、なぞっていくと。

アワビシートにロゴが転写されました。
アワビシートは極薄のものです。
これをデザインナイフで切りだして、ケース本体も同じように彫った後、ハメ込めば理想通り!

ちーん終了。
0.1mmのアワビシートはデザインナイフで綺麗にカットできる代物ではありませんでした。
刃を入れた途端にパキンと割れる。
こりゃ、お祭り屋台の型抜きよりよっぽど難易度高い!!
なるほど、ルーターなどを使って「削る」ように切り抜くとはこのことかっ。
【以前の反省を活かして珈琲などを飲む。慌てない慌てない。】
色々と検討した結果、潔く、他の方法を試してみることにします。
まず、ケース本体をマーキングしてロゴの位置を確定させます。
ロゴを印刷した紙にスプレーのりを吹きかけ、ケース本体に張りつけます。
(この前に2度ほどサンディングシーラーを塗りこんで下地を作ってます)

ロゴデザインに沿って、ケース本体の突き板をカット。
これはデザインナイフを使えば楽勝です。

うっかり「d」の中を間違って抜いてしまったので、端材を丸く切って接着。
その上にもサンディングシーラーを盛りつけておくと。

続いて用意するのは、パールのパウダーと、透明カシュー塗料。
これを適量混合します。
そうです。
ケース本体を彫り込み、そこにパールを埋め込んで後で削る作戦!
果たして上手くいくか!?

塗り込んだ後、ある程度乾燥したらマスキングを兼ねていたロゴデザインの紙を剥がしてみます。
大丈夫、、だよね。。

恐る恐る研磨開始!

お!いい感じじゃないの!?

単一塗料じゃなく、パール粉を練り込んだことで、なんとも昔っぽい風合いになりました。
余談ですが、カシューが完全乾燥するのに2日くらい掛りました。
作業を急ぎたければ、パール粉+瞬間接着剤でも良さそうな気がします。(試していませんが)
この後、ウレタンを何度か塗っては、研磨しを繰り返し。。。

じゃん!

外装ができました!
やっぱりロゴが入ると違いますね!
・・・ちなみに、ちょっと手抜きしてます。
この写真は何度か研磨して、ワックスを塗った後の写真。
本当はワックスなんて塗らなくても、ヌラヌラした艶に仕上げたかったのですが、大量のウレタンスプレーと、研磨の根気が必要なので「最低限」で妥協してます。
よほど暇になったら、追加作業するということでww
いよいよ完成間近!!乞うご期待!
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できあがり編Love Beer? (゚∀゚)/D









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