土台編、
上ケース編、突き板編、ロゴマーク編、できあがり編と5部構成を予定しています。
よろしくお付き合いくださいませ。
出し惜しみしてるわけじゃないですよw
以前から紹介しているアンティークミシンですが、色々と調べてみても情報がありません。
唯一発見したのがオーストラリアの美術館の収蔵品目録でした。
珍しいものっぽいですし、なにより現役でバリバリ縫えるこの可愛いミシンのために、ちょっと気合いの入ったケースを作ってみたいと思います。
Googleスケッチアップでざっくりデザインしてみました。
折りたたみか取り外し可能な「延長作業台」を付けてみたいなと。
上ケースはミシンに沿う形にR形状にしてみたいなと。
全体をマホガニーにして渋くしてみたいなと。

直接の土台となる部分と、延長作業台はマホガニー材を使用。
強度を要する基礎となるフレームはラバーウッド集成材。
天井のR部分は桐。
見えるところは、ぜんぶマホガニーの突き板(マホガニーを薄く切りだしたシート状のもの)を貼り付けることにしました。
材料は、寸法を細かく指定して、桐以外は切り出してもらいました。
いつもお世話になっている「府中家具.comさん」。
かなり精度の高い切り出しをしてくれるので重宝しています。

はやる気持ちを抑えつつ、罫引きで加工部分のマーキングを行っていきます。
定規&鉛筆でも良いのですが、最近、罫引きをつかうことが多いです。

ミシンを直接のせる部分をくみ上げました。
マホガニーは硬さの割に加工しやすい木材ですね。

先に作ったマホガニーフレームを乗せるための下ケース土台の掘りこみ。
あとで突き板を貼ってしまうので、組み手はこだわらずにそのまま。
タイトボンドとロング木ねじ2本で固定しました。

スコンとハマりました。
設計がぴったりで嬉しい瞬間。
このあと、作業工程の都合で、上ケースとあたる部分に前もって突き板を貼っておく必要があったので、マスキングテープで養生した後、木工用ボンド(コニシボンドCH-7)を塗布します。
後日の「突き板編」で詳しく解説しますが、このCH-7というボンドが超重要。

適当に貼ってから、角を45度にカット。
突き板は0.2mmくらいなので、紙を切るように加工できます。

全周に貼り終えたら、サンディングシーラーという下地剤を塗布。
これで木の道管に下地ニスが入り込んで、あとの上塗りがスムーズにいきます。
マホガニー材の土台と、突き板両方に塗布しておきます。
突き板は、マホガニーの「杢目」にしたので、若干色合いが違いますが、これがまたあとで良い感じになるので、お楽しみにw

土台編はここまでです。
買いこんだ部材のなかから、とりあえず脚だけ付けておきました。
こちら、D8mmのネジになっているので、アジャスター(ガタつき調整)脚を付けたいと思います。

ちなみに、木材やパーツ、塗料など、部材費合計で2万くらい突っ込んでいます。
一番高価なパーツはタキゲンさんの取っ手で2800円。
なかなかゾクゾクする質感です。

関連エントリー: 土台編 ←今ご覧になってます。
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上ケース編関連エントリー:
突き板編関連エントリー:
ロゴマーク編関連エントリー:
できあがり編Love Beer? (゚∀゚)/D









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