
ルート
1日目:日原BS-稲村岩-
鷹ノ巣山<1736.3m>-
奥多摩小屋<1747m>
2日目:
雲取山<2017.1m>-鴨沢BS

9:17 前回「失敗」した稲村岩尾根ルートで
鷹ノ巣山を目指す。
このルートは
奥多摩でも最もキツいと言われる急登。
本仁田山もキツかったけど、今回は距離的にも上。
11:44 稲村岩ルート唯一の休憩地点「ヒルメシクイノタワ」到着。
「昼飯食う平らなところ」なんともそのまんまな名前ですが、
ルート上にこういうところがないと、ホント疲れます。

こんな感じの道をグイグイと登っていきます。
今回は体調も万全、お水もしっかり2L。負けませんぞ!
その代り、装備を見直して大幅な減量化。

ああっ!この神々しい光は頂上間近ってことですね!

12:13
鷹ノ巣山<1736.3m>に到着~!
ここは3ルートからアクセスでき展望も抜群。
あぁ~疲れた~!しばし休憩。
見晴らしが良い分、風が結構強いです。でもって北東風?
汗が急激に乾いてめっちゃ寒くなってきました。
さっさと移動します。
13:09 鷹ノ巣避難小屋の水場にお邪魔して、消費した分の水を調達。
この行動、とっても重要でした。ホント。
野生シカもお出迎えしてくれたりして、ここで泊っちゃおうかな、という誘惑に駆られるも、せっかくここまで来たんだから東京最高峰を目指そう!と足を延ばす。
14:23 七ッ岩山<1757.3m>に到着。
ここも小屋があって付近にテン場もあるとのこと。悩む。
でも今回はまだ体力も時間も余裕ある。行くよ!
15:09
奥多摩小屋<1747m>に到着。
今日の寝場所はここに決定。
小屋に寄って、幕営料とビール2本で1,400円のお支払い。
早速設営にかかる。
今回はテントをやめて、超軽量ツエルトを持参。
初張りワクワクです。
手頃な木があったので、ポールは使わず、細挽きを木に結んでつりさげる形。
これも今思えば大正解だった・・・

布っきれ1枚ですが、風を防ぐだけで体感温度はだいぶ違ってきます。
実はこのときから、妙な風が吹き始めてます。
そういえば、台風14号が小笠原沖にいるんだったわ。ドキドキ。

内部はこんな感じ。
186cmのオイラでも縦はぴったり。横は2/3くらいの占有で済むので、
ツエルトでも荷物は全部中におけます。
大き目のツエルト(
ファイントラック ツエルト2)にしといて大正解!

15:47 えへへ。今日一日がんばりました!ってことで、お約束のビール。
スーパードライなところが悔しいのですが、妥協。
キヒー!!美味い。美味すぎる。。。

17:15 夕食の準備を始める。
このときはもう風がブンブンしはじめてたので、むりくり前室を作って、半室内で調理。
といってもお湯を沸かしてアルファ米の炊き込みご飯を作っただけですけどね。
持ち込んだ焼酎やらおつまみやらを飲みながら「池波正太郎/剣客商売」を読みふける。こういう時間がまた楽しいやね♪
しかし外ではブンブンがゴーゴーに。。ひっきりなしに風が吹いてますよ。
水場まで行く気も失せます。補充しといて良かったぁ。
ここでもサイドリフトができる「
ツエルト2」にして大正解。
リフトアップできなければ、風で居住空間が半分くらいになっていたのは明らか。
風に対する耐久性もコレでだいぶ稼げているような感じです。
それくらいブオーって吹きまくってましたから。
もう、風がうるさくて眠れませんよ。。寝ましたけど。
あと寒い。持ってきた服(レインウエア含む)を全部着こんで寝ました。
ちょっとギリギリでしたね。危うい危うい。
明朝。
あったかい紅茶とカロリーメイトで朝食。しばしボケーっと。
そうそう、ツエルト内の結露は皆無でした。なんでだろう?

撤収して
雲取山を目指します。途中で朝日を背負って「自分撮り」。

6:55 東京最高峰の
雲取山<2017.1m>に到着!
風のおかげで雲ひとつなく快晴。
富士山もよーく見えます。気持ちよか~!!
あとは例によって早いです。一気に山を下り、9:30には鴨沢BSに到着。
奥多摩駅近くの「
もえぎの湯」に浸かって汗を流し。。

10:38
奥多摩駅にてお疲れビール。
グヒー!!
今年から本格的にハマりだした「山」ですが、結構な進歩です♪
行くたびに課題を発見し、解決し・・のプロセスがなにより楽しい!
さて、次はどこに行こうかな~
[DATA]
ベースウエイト 8.5Kg(ザック1.9kg含む)
水・食糧 2.8kg
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