今回は、自分のDIYではないのですが、あまりにも凄すぎて感動してしまった動画を3本ほどご紹介したいと思います。
木工の楽しみってなんでしょう?
機能性や木目の美しさ、市販品にはない設計自由度の高さなんかもありますが、僕は作る過程が何より楽しいと思ってます。
プラモデルを作る過程が楽しというのに近いかな。
まず1つ目に紹介する動画は、カナダの兄ちゃんが作る「木の箱」です。
なーんだ、木の箱か。
という感じで、あまり共感できない方は、たぶん2本目も3本目もハマれないと思いますww
この兄ちゃんの凄いところは、
1.治具や道具を自分で作ってしまう
2.クランプ使い
3.フィンガージョイントマニア
かと思います。
フィンガージョイントというのは、両手の指を組み合わせるような木の結合スタイルです。
丸のこで手を怪我しないようにするための「口をあけた魚のようなサポート治具」や、フィンガージョイントに接着剤を塗るための治具、正確に溝をカットするための部材送り治具や木製自作ギアなど、見どころ満載です。
Building a wooden box
どうです?ゾクゾクしました?
ゾクゾクした方は、2本目の動画をどうぞ。
これも、実は、カナダの兄ちゃんです。
モーターとトリマービットを3次元に動かして、正確な形状を削りだすという道具を自作しています。
それを使っているデモンストレーションビデオ。
何が凄いって、テンプレート(型)を用意すれば、いろんなことに応用できるし、またこれが正確無比な動きをしていて、ゾクゾクします。
Demonstrating the pantorouter
どうです?ホゾやミゾの掘り出しに、グッっと正確に差し込まれる時のあのゾクゾク感。
この兄ちゃん、いったい何者なのでしょうか?
他にもたくさん興味深い動画をUPされてますよー!
めっちゃrespectです。
さて、この手の技術は日本にもたくさんあります。
「指物師」とか「宮大工」といったキーワードで検索すると出てきます。
次に紹介する動画は、江戸さしもののメイキング。
先と変わって、電動工具は一切出てきませんが、研ぎ澄まされたノミやカンナ、正確無比な部材結合など、ゾクゾクすること請け合い。
8分くらいからは、いろいろな結合方法が紹介されています。
接着剤や釘を使わずによくもまぁ、これだけビシっと決まりますね。
3部作ですが、オイシイところをまずはご紹介。
下町に息づく伝統の技 江戸指物2/3
いかがでした?興味をもたれたら、前後の動画もぜひぜひ。
どの動画も治具が凄いですよね。
素材の選定、道具のメンテナンス、経験に裏打ちされた技術、考えつくされた治具。。。
作品の完成度を高めるにはどれも欠かすことができませんね。
木工以外にも興味があれば江戸神輿のメイキング動画なんかもオススメです。
伝統工芸のカタマリみたいな代物ですからね。
さてと、刺激を受けたところで、カンナの刃を研いでまな板でも削ろうかな。
Love Beer? (゚∀゚)/D











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