いよいよ最終回です。
レザークラフトでシース(鞘)を作ってから、仕上げに刃付けをしていきます。
デカい革を買っておいてよかった。
パーツを切出して、細かな細工をしていきます。
実はこの革包丁も同時進行でDIYしました(^^)v

革細工は組み上げる順番を良く考えておかないといけません。
ベルトループやジャンパーホックは本体を縫う前に取り付け。

これだけの厚さになると菱目打ちも貫通しません。
寸法を確認しながら、両サイドから菱目を打って、最後はドリルで貫通させてます。
これで太い糸でも楽々縫えますね。

今回のシースはフラップ型を採用。
漆グリップを直射日光に当てたくないのと、キズ防止ということで。
贅沢に、フラップにはシェリダンスタイルのカービングを入れてしまいましょうか。
世界で一つだけというかオリジナル感を出しちゃいましょう。

トントントントン。
立体感がでましたよ。

あとはささっと染色。
バインダーを塗って色止め。
もうちょっとボタン位置を意識したカービングデザインにすれば良かったかな。
ま、いいか。


あ、カービングする前にウエットフォームしてナイフがピッタリはまるように革に癖をつけてますよ。
もちろんぴったりサイズ。

さて、いよいよ最終段階。
ナイフの刃付けをしていきます。
角度をきっちり出したかったので、まずはランスキーシャープナーで荒砥ぎ。
クランプでブレードを傷つけないようにマスキングテープを張っておきましょう。

ランスキーで#600くらいまで砥いだら、今度は砥石を用意。
これで#1000、#3000と砥ぎ進めていきます。

シャキーン!
綺麗に刃が付きました。気持ちエェ。

これで本当の完成!
結構迫力のあるシースになりました。

初めての金工(ナイフ作り)に、漆ククサで学んだ木工と漆芸のグリップ。
昨年から始めたレザークラフトとカービング。
身につけた技術が組み合わせって1つのモノができあがるってホント楽しい!
Love Beer? (゚∀゚)/D










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