さて、いよいよ本編最終章、ナイフが遂に完成します。
(たぶん、後日レザーシース作成編がでますw)
熱処理加工に出していたナイフが返ってきました。
こちら大阪の八田工業さんというところにお願いしました。
硬度も測定してくれるんですね。
これでお値段1本1050円と激安。
1週間もしないで帰ってきたので、仕事も早いですし懸念していた反りなども見られず大満足!
ただ、正直ホスピタリティはあまりよくありません。
代引きOKって電話で言ったのに銀行振り込みオンリーと言われるし、こちらから連絡しないと着荷連絡や納期、金額を教えてくれないし、18時以降の着荷時刻指定したのにそのまま送ってくるし・・ブツブツ。
ま、仕事はしっかりしていますので、たぶん次もお願いすると思います。

熱処理から帰ってくると薄く黄色みがかった色をしていました。
柄のほうは金ブラシのリュータビットで磨き、ブレードはディスクグラインダーのバフに青棒を付けて磨きます。

続いて、作っておいたヒルトをブレードに接着。
エポキシパテを使いました。
少し長めに切っておいた同鋼材のニッケル棒を差し込みヒルトを傷つけないように叩いてカシメます。

余ったところをヤスってバフったら、あら不思議。
まったくカシメピンの跡がわからなくなりました。
これは楽しい!

ブレードとグリップを結合するピンの末端も綺麗に処理しておきます。
ちょうどΦ3mmのニッケル棒なので、リュータの先に取り付けてサンダーの上でグイングインすると道心円上に綺麗に磨きあげられました。
防水対策も兼ねて、エポキシ接着&カシメピンという形にしようと思います。

ブレードとグリップの装着風景は興奮していたため、写真がありませんww
途中から別工程で進行していたにもかかわらず、気持ち良いくらいにガチっと嵌りました。
これはもう快感です。
では、完成したナイフをどぞーー!








どうですどうです。
艶めかしいラインと風合い。
こりゃたまらんですわい。
重心はヒルトとグリップの付け根から、グリップ側に7mmのところ。
ちょうど持った時に人差指の上くらいのところでした。
肉抜きするか、漆の重量はどれくらいか、いろいろと悩みましたが上手く行きました。
はっきりいって凄く面倒でした。
実は、また「漆かぶれ」になりました。涙
原価は5000円くらい。労働力は考えたくもありません。
そりゃカスタムナイフが数万円するのも納得です。
でも、こうして完成してみると、満足度はプライスレス間違いなし!!
Love Beer? (゚∀゚)/D










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