はい。第二回目は「グリップ製作編」です。宜しくお願いします。
こんなんできました!
もう趣味のナイフなので曲線にこだわってみました。
ヒルトからグリップの繋ぎのクビレがとても気に入っておりますww

グリップの加工を順を追ってみていきましょう。
まずはヒルトと本体の接合部の再加工。
ちょっと寸法を間違えていたので、5mmほどディスクグラインダーで切削。
今回、この電動工具が大活躍です。

ヒルトのカシメピン穴をあけて仮止め。
ヒルトと本体の隙間を極力なくすように細かな調整を繰り返しました。

本体の目途が付いたので、いよいよグリップ材の切り出しです。
こちらも電動工具の登場。
きっちり90度でカットできるので重宝します。
なんか見覚えのある形状のブツがありますねww

杢がイイ感じに出てますね。

お次はトリマービットで3.2mmの溝を掘っていきます。
この溝に本体がはまります。
適当な木片でガイドを作って、ゆっくり切削していきます。

溝にガッチリはまったところでグリップの形状をフリーハンドで描いてみます。
このタイミングで本体とグリップを結合するピン穴と、紐を通す穴もあけておきます。

キコキコ、サクサク、シュコシュコ・・・なんとか形になりました。疲れた。
でもやっと「ナイフ」の全景が見えました。
今日の作業はここまで。美味しいビールでキヒータイムです。

漆を塗る前に木地を整えます。
との粉を塗っておしろいのような状況。
杢目もなにもあったものではありませんねw

そこで徹底的に研磨してとの粉を剥していきます。
#120、#400番くらいのペーパーで杢が出てくるまで磨きまくり。
この作業をおろそかにすると後で苦労するのは漆ククサで経験済み。

こちら2回ほど漆を掛けたところ。

こちら7回ほど漆を掛けたところ。
#400の耐水ペーパーで磨いては漆がけの繰り返し。
すっごく面倒で漆かぶれのリスクがありますが、美しくなっていく姿をみると案外楽しい作業。

漆を繰り返している間、本体は熱処理工場へ出張中。
手元に残ったヒルトの最終成形を進めます。
といっても、グリップとのつながりがあるので切削というより研磨中心。
青棒で徹底的に研磨して、ヌルヌルした光沢が出てくれば完成。

さて、いよいよ次回はグリップと本体の融合になるのでしょうか。
それとも熱処理に失敗して悲しみに溢れたエントリーになるのでしょうか。
漆作業が当面続くので、おそらく2週間後くらいになるかとは思いますが、乞うご期待!
Love Beer? (゚∀゚)/D










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