実は、最近「ナイフ」の自作を始めたんですよ。
コレについてはまた改めてご紹介したいと思うのですが、今回は派生記事(それも挫折の記録)となります。

やっぱりピスネームもそうですけど、自分で作ったものには名前を入れたいじゃないですか。
ナイフなんかもカッコいいレーザーマーキングなんか入ってますよね。
でも、どうせなら日本刀の刀匠のように「銘」を入れてみたいなーなんて思いまして、色々と調べてみました。
この銘を入れる道具がタガネというのですが、本職の方々はMyタガネを自作されるということで、ちょっと身近な材料で試してみることにしました。
まぁ結果的に「失敗」ですので、ダイジェストということでww
まず用意したのは「六角レンチ」。
これもペンチなんかじゃ絶対曲がらない硬さなので期待できます。

こいつをまず加工しやすいように「焼きなまし」にします。
プリムスのP-153に乗っけてガンガン加熱。
真っ赤になったら、そのまま放置して冷まします。


そうすると、ダイヤモンドヤスリなんかでキコキコして切れてしまうんですね。
最近はこういう状態のことを「マミる」というらしいですw


六角レンチを四角く成形した後に、耐水ペーパでざっくり刃をつけまして、再び加熱。
真っ赤になったら水の中にぶちこんで「焼き入れ」。
(この工程を失敗したのかなぁ。。。)



砥石で刃をつけて完成!
それなりの雰囲気にはなっています。

ところが。。。
ナイフ本体(VG-10鋼を使っています)には、それこそまったく「刃が立たず」。
ヒルト材のニッケル鋼はかろうじて彫れましたが、すぐさま刃が丸くなる始末。。。orz

タガネにする鋼材の選定を間違えたか、焼き入れ工程を失敗したかだと思うんですけど、惨敗です。
「お前にはまだ”銘”はやい!」ということなのでしょう。
当面はナイフ作りに専念することにしたいと思います。
Love Beer? (゚∀゚)/D










スポンサーサイト