ちょいとマニアックなネタですが。。
お気に入りイヤホン「Shure E5c」のケーブルをいよいよ換装してみることにしたのです。
最近のモデルはだいぶケーブルも柔らかくなったようですが、なによりE5cはケーブルが硬くて仕方が無い。
「iPhoneでTwitterを触りながら音楽を聴く」なんて、ごく当たり前の使い方すら拒むような硬いケーブル。
これを超やわらかいケーブルに換装してしまおうと。
ケーブルは評判の良いモガミ2526を使用しました。

ちょっと前にE5cはご紹介しています。
関連エントリー:
E5cのケーブル被膜を補修するそう、この時もケーブルが硬く、被膜が破れやすいのでそれの補修Tipでした。
見るからにゴツいケーブルですよねw

ごつくなっているのには色々理由があるのですが、一番は真ん中あたりの分岐にある謎の封入基盤。
もともと、ステレオピンコネクタ(右+左+GND)ですから、2芯シールド(黒+赤+GND)で分岐の基盤まで結線されています。
ところが、このE5cはドライバ(耳の所にある音を出すところ)が高音+低音と別れているという贅沢仕様。
簡単にいえば、普通のイヤホンが1つのスピーカーなのに対し、E5cはあの小さい中に全域スピーカとは別にウーファが入っているような作りなのです。
なので普通なら、分岐から先は、「右+GND」というように1芯シールドで良いのですが、こいつは基盤部で高音と低音を分離し「右高音+右低音+GND」の2芯仕様でドライバまで持って行ってます。
いずれこのゴツい樹脂封入されている基盤も剥いてしまおうw

今回がんばったのはココ!
最近のShureやUltimate Earsはドライバ部のところがコネクタになっていて、ケーブル断線した場合などに交換できるタイプがあります。
いっそのことE5cもケーブルとドライバを分離できるようにと。。
これで今後いくらケーブルをいじろうとドライバ部に負担を掛けずに済みますね。


ケーブルをはんだ付けして、ホットグルー樹脂を付けて、透明の収縮チューブで仕上げ。
これ、絶縁、防水、強度UPと良いことだらけでオススメ。
こんな細かなコネクタ部ですが、ガッチリきまってます。
見た目は華奢になりましたが、取り回しが非常によいものができました。
音は正直、良くも悪くもなっていない感じ。
うーん、やっぱり真ん中の封入基盤のところがバランス悪くゴツいなぁ。。。
[追記]
ということで、あっさり作り直し。
封入基盤を掘り起こして結線し直し、ホットグルーとスミチューブで封印。
ついでにジャック側のケーブルにタンカラーのパラコードを被せてみました。
これは、ツイ友の@にらへーさんから教えてもらった技。(2526もこの御方。感謝!)

超スッキリしたぜいw
[追記]
さらにそのあと「リケーブル」を検索していたら、どうやら10pro(Ultimate Ears Triple.fi 10 Pro)が面白いらしいぞという話題を多く見かけたので、思わずポチリ。。
モガミ2526で早速リケーブル。
飽き足らずに、さらに4N純銀0.5mmテフロン絶縁単線(ホット)+モガミ2526(グラウンド)で自作。。
ピンはSKB-1-1。

硬いケーブルが嫌でE5cのリケーブルを始めたのに、結局10proも硬いケーブルを作ってしまうという、、スパイラルというか振り出しに戻ったお話しでしたww
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