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フルハンドメイドでレザーベルトを作ってみた 

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鋳造に興味があったので、実験的にベルトを作ってみることにしました。
ただ、一番大事な鋳造している写真がありません。
次、作ったら写真追加しますので、ご容赦を。


鋳造方法もいろいろあるようですが、比較的、初期投資が少なく簡単(?)にできるということで、ピューター合金(錫合金)によるサンドキャスト(砂型鋳造)にしました。

まずは、型を作るところから始めます。
木部用エポキシパテをよく練りこんでから、あらかじめスケッチしたイラストの上に盛ります。

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なかなかよくできたパテで、肉痩せすることもなく、固まるのも早い。
固まるとナイフやヤスリが効きやすいので、成形も容易です。
成形したら、プラサフとラッカースプレーで表面を艶々にします。

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ここからが実は大切な作業なのですが、写真が無いため、かいつまんで説明。

1.砂型作りA
型枠を作って先のバックル型を置く。
ベビーパウダーをバックルの上にまぶす。
鋳造用砂をふるいに入れて、粉雪のごとくバックルの上にのせる。
残りの砂をぎっちり詰め込む。

2.砂型作りB
片面はフラットなので簡単。
もう一つの型枠にぎっちり砂を詰め込んでまっ平らにする。終わり。

3.型抜き・型合わせ
砂型Aからバックルをそっと抜き出す。(難しい)
湯口(合金を流し込む穴)を2か所ほどストローなどであけておく。
砂型Bと砂型Bの上にそっとあわせる。

4.鋳造
ピューター合金を適当な鍋に入れてガスコンロにかける
バーナーも併用して合金を溶かす
砂型Aの湯口にそっと流し込む


少し放置して、金属が冷めた頃合いに砂型を崩してバックルを取り出しまして、あとはヤスリなどでバリをとるとこんな感じになります。
比較的やわらかい金属の部類になると思いますが、それでも重厚な仕上がりです。

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あとは、どこの家にもある牛革をベルトサイズに切り出して、染色してコバ処理して穴あけして、先のバックルを取り付けるとこんな感じ。

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普段使いしていますが、頑丈で壊れる気配なし。
バックルからベルトまでフルハンドメイドっていうところが嬉しいです。
全行程で5時間くらい掛かりましたがw

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Love Beer? (゚∀゚)/D


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