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ゴツい三脚チェアを自作してみた 

ちょっと聞いて下さいよ。
この前、ダルトン・ウッディベンチチェアっていうおしゃれなチェアを買ったんですよ。
フレームは木でできていて、頒布で出来た布をひっかけると椅子になるっていうおしゃれな奴を。
daru.jpg
でも、よく確認せずにひっかけていたら、そのうち、一か所が破けてしまったんですよ。
おろしたて初日に。とほほ。
まぁ、よくみるとちゃんと補強布が張ってあって、そこにひっかけろということなんですけど。

そんなこともあって、ちょっと丈夫な椅子でも作ってやろうかということで、持ち運びに便利な三脚チェアを作ってみました。

DPP_0553.jpg

<材料>
座面用頒布2枚
頒布固定用レザー3枚(1mm厚)
ポールひっかけレザー3枚(2mm厚)
カシメ金具6個
太鼓ばち3本(ヒバ、Φ30mm)
ダイニーマガイライン適量
傷つき防止ゴムキャップ3個

では、順を追ってメイキング紹介。

まずは、正三角形(1角60度)の型紙を切り出しました。
大きさは、おしりの大きさに合わせてください。(謎)

型をもとに頒布を2枚切り出します。

DPP_0551.jpg

裏同士を合わせて縫った後、裏返しておきます。
頒布って結構硬いので、裏返し用の穴は少し大きめに残しておいたほうが楽ですね。
糸は、ジーンズ用の20番を使ってみました。(この後、革も一緒に縫うので)

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続きまして、レザーを切り出します。
扇形の「頒布固定用」と、扇形を2つくっつけたような「ポールひっかけ用」

DPP_0548.jpg

三角形の頒布に「頒布固定用」のレザーを合わせて、ステッチがてら外周を縫います。
補強のために、カシメを打ち込んでいます。
ついでにケンケンスロゴもw

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こんなんなりました。

DPP_0550.jpg

そうそう。
頒布が破けるというのは、冒頭のダルトンチェアで経験していますので、対策を。
「頒布固定用」のレザーと、頒布はミシンで適当にガシガシ縫ってしまいます。
直線番長(先日レストアしたアンティークミシン)が大活躍です。

「頒布固定用」を挟み込むように「ポールひっかけ用」レザーで縫い合わせます。
こちらは、もっと太い糸で手縫い。
これだけやれば、頒布が破けて底が抜けたりすることもないでしょう。

DPP_0555.jpg

ポールはちょっと手抜きしました。
ちょうど良いサイズの「太鼓ばち」がありましたので、こちらを使用。
ちょっと先のほうが太すぎてキツかったので、適当に削ります。
ヒバって良い匂いがしますね。

これに穴をあけまして、ダイニーマガイラインを3周ほど通して結ぶ。
ワイヤーやボルト(これは溶接して作らねば)も考えたのですが、ダイニーマの強度と特性からして、ひょっとしたらイケるのではと思い採用してみました。
軽くて、錆びず、可動劣化も少なそうなので、案外と適材かもしれません。
万一切れたら、交換すればよいですし。(一応、予備を袋に入れておこう)

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畳んだところ。
脚にゴムキャップをはめてますが、そのうち、レザーでちゃんと作ってあげましょうかね。

DPP_0557.jpg

レザー部にオイルを入れてみました。
今後、屋外で使っていれば良い感じにエイジングされて艶々の飴色になってくれることでしょう。

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肝心の使用感ですが、まず要にダイニーマを使ったことで、開閉は至極スムーズ。
座った時に、木がかみ合ってギウッという音がなって、やや不安になりますが、気になるのはそれくらいでしょうか?
使っているうちに、木が締まっていき、軽減されるかもしれません。
一応、脚には汚れ防止も兼ねてウッドワックスを縫っておきました。

DPP_0553.jpg

あと気になるといえば、ポールを股に挟んで座ることになるわけで、まぁそのレザーの部分が、ちょうど露出されたアレのように見えなくもない!?ww

余談ですが、90kgの私が座っても余裕。たぶん120kgくらいはイケると思う。

[追記]
ダルトンチェアはちゃんと補修して戦線復帰してますw


Love Beer? (゚∀゚)/D






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