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KENKENS-MasMUGを作ってみた 

何を主題に書くか悩むところではありますが、まぁ苦労話ですかねww

はい。このたび、日本古来の「枡」を改良して「MasMUG/マスマグ」を作ってみました。
形状がそのまんま。枡に取っ手がついてますw

DPP_0495.jpg

Twitter友達のアヤノ様(メルヘンキャンプ主宰)のメルヘン枡の木組みをみて触発され、自分も作ってみようと思ったのですが、どうせなら色々な実験も兼ねてということで。

実験その1「カシュー塗料は使えるか」。
漆ククサは本漆100%(木固めから仕上げまで全工程を本漆使用)で作りまして、めっちゃ面倒くさかったのですが、おかげさまで好評を頂きました。
漆の艶感や耐久性には及ばないものの、漆に代わる塗料としてカシュー塗料というのもよく使われています。
今回はこのカシュー塗料を使ってみます。

ぶっちゃけ、ただ「やや問題をはらんだ塗料」ということも言えるわけでして。。
日本刀のときのように書いてしまいますが、一般に「漆塗り」と書かれている商品で特に安価なものは、実際には漆を使っておらず、このカシューを用いているケースが少なくありません。
また、最後の仕上げ塗りの工程のみ漆を使い、下地などはカシューを使うという手法もあるとかないとか。ボソボソ。
というのは、まず、ホームセンターや釣り具やなどで小さいチューブに入って売られている「新うるし」とか「合成うるし」は、あれ、中身はカシューですww
表のパッケージには「うるし」と書いているのに、裏の成分表に「カシュー」って書いてあるってどういうこと!?
なので、知らない人がこれを使って塗ったら、そりゃ「漆塗りだよー」って言いたくもなるってものです。
でも、漆とカシューは全く違います。

カシューで塗ったものを、さも「うるし塗りです」という確信犯的な騙しには嫌悪感を覚えますが、カシューそのものは悪いものではなく、適材適所で使えば面白い塗料です。
カシューのメリットと言えば、まず普通に乾燥させられることでしょう。
漆のようにムロを作って温度・湿度管理をしないと乾燥しないという面倒くささは皆無です。
また、漆のように直射日光の紫外線による劣化が少ないというのも魅力です。
あとかぶれない!これ最重要!
商業ベースで一番うれしいのは、薄めるとエアガンで塗布できるという点だと思います。

さて、そんなわけで今回はカシューを使ってみたわけですが、アウトドアで使うものであれば案外、カシューのほうが相性が良いかもしれません。
耐候性やメンテナンス性では漆よりも分がありそうです。

DPP_0501.jpg

話を戻しますが、今回は家に潤沢にキープされている桐材を使いました。
一応、写真のようにちゃんと組んでます。
桐は軟らかい木なので、しっかり塗料を食わせて固めてます。

実験その2「ロゴマークを付けたい!」
これが大変でした。
漆の技法に「研ぎだし」というのがありまして、貝殻や色の違う塗料を模様として配置し、その上から単色で塗り固めた後、それを削って(研いで)いくと、その模様がツルツルの面に浮かび上がるというやつ。
以前、ルアーメイキングのときに道楽のプラグを模して作ったことがありましたので、コレでやろう!と思ったのが遠回りの始まり。。。

みてくださいこのヒドイ出来栄えを。涙

DPP_0500_20120418092546.jpg

塗りの面はまだ研磨前でデコボコしているのは良いとして、ロゴがヒドイ。
以前作った焼き印を使ったわけですが、まず試したのは塗った面にグイグイと押しつけて凹を作り、そこに金塗料を流し込み、後で研ぎだすというもの。
失敗。細かな文字まで凹になりません。
塗料が半乾きの状態で押したら目も当てられない状態になりました。
写真は超苦肉の策ww
四角く切った革を黒で染色し、そこに焼き印を押して凹を作る。(これは上手くいった!)
そこに金塗料を流し込みすばやく凹以外をふきとって金だけ残す。(まぁまぁ上手くいった!)
そのロゴつき革のサイズに枡をくりぬいてはめ込み。(嫌な予感がし始める)
隙間をパテで埋めながらカシューを乗せてツライチ感を出す。(なんだこれ)
結果、革のやわらか感というかプリプリ感がどうしてもカシューのハードな面と融和せず、たたき壊そうかと思うクオリティーに。

ビールを飲んでも全然美味しくありません。。。

アプローチが間違っていたということに気づき、この彫りこんでしまった面は、丹念に埋め戻すことにして、別の面に新たな挑戦をしてみることに。

実験その3「蒔絵技法をやってみる」

この辺で2週間くらいすったもんだをしていますが、残念ながら写真はありませんw
硬い面に硬い印は相性良くありませんので、急ぎ、焼き印と同じデザインのゴム印を発注しました。
実は思考がてんぱっていた時は、このゴム印を自作する方法を考えていましたが、2千円も出せば業者にお願いできるんですねw
さて、このゴム印に透明のカシューを薄く塗りつけて綺麗な面にスタンプ!
さらにその上に、金粉をパラパラとまぶししばし放置。

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キターーーー!!涙
シルクスクリーンのように完璧とはいえないまでも、字もちゃんと読めます。

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無事にロゴが乗りました。
あとは、ウレタン塗料を前面に施して強度UPと光沢感を出したいと思います。
ウレタン塗料は木製食器などでもよく使われているので、カシューむき出しよりも精神的に安心ということで。

DPP_0493.jpg

あとはひたすら磨きます。
ちなみにですが、これがまた悪夢のような面倒くささでした。
というのは、ウレタン塗料はある程度厚みを持って塗ると仕上がりがとてもきれいで、よくハンドメイドルアーなどでも仕上げの際にはドブ漬けでウレタン被膜を作ります。
今回はスプレー塗りと筆塗りとどちらも試しましたが、問題になるのは塗料のタレ。
とろーりポッテリ塗料なので、傾けると塗料が寄ってしまい厚みが均一になりません。
つまりほぼ立方体の枡は、常に一番上の1面しかウレタンを塗ることができません。涙
なんちゅー面倒くささ。
幸い1日で乾燥しますが、各面に3回づつ塗りと研ぎを行ったので、これだけで2週間くらい費やす羽目に。。。

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でも苦労の甲斐があってやっと形になりました。
キヒーー!ビールが美味い!

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軽い気持ちで始めた枡作りがこんなことになろうとは。。
今となっては良い思い出です。
このマスマグを使うたびに甦ってきそうで、それもまた楽しみです。

Love Beer? (゚∀゚)/D






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