fc2ブログ

アマチュア無線機(VX-2)を防水にしてみた 

10022947.jpg

石橋を叩きまくっても(安全グッズを買いそろえても)、橋を渡らない(山に行かない)状態になっておりますが、昨年末から欲しかったアイテム「アマチュア無線機」をついにGetしましたよ。
どの無線機にするかさんざん悩みましたが、バーテックススタンダードのVX-2という小型のものにしました。
こちら、生産完了品なのですが、偶然ヤフオクで発見してムフフなお値段で獲得しました。
みての通り、新品同様で付属オプションも未開封のままという良コンディション!

無線機を入手するにあたり、比較したのは以下の4機種。(クリックすると少しだけ拡大)

vertex.jpg

使用目的が「お山」なだけに、気になるのは「重量」「防水性能」「お値段」でしょうか。
当初はほぼすべての機能を満たしていたVX-8Dに惹かれていましたが、別途M-241CというコンパクトGPSロガーを入手することにより、「高機能」は不要となり、あとは防水だけ何とかすれば、軽くて安いに越したことはないと、そのままVX-2に流れた次第です。
VX-3はVX-2の後継機種ですので、いろいろと改良(改善)がなされていますが、基本的なところは大差ありません。

さて、あとはどうやってVX-2に防水を施すか・・です。
ブルジョアな人は、そのままアクアパックなどを購入されるのが良いでしょうww
ただ、純正のホイップアンテナを付けても、それなりの大きさは必要になるかと思います。
コンドームを被せるというつわものもいるようですが、見た目の問題や、取り付け、電池の交換など、色々な点を考慮し、「ジップロック」という解決に至りました。

10022948.jpg

まずは、ベルトクリップを外しておきます。
それから、アンテナは純正のホイップアンテナから、コメット製のSMA24というフレキシブルアンテナに換装。
純正よりも飛び&受けが良くなるということと、枝などに引っ掛けたときにクリアしやすいという点が挙げられます。

10022949.jpg

極細のフレキシブルアンテナ用に、ジップロックに小穴をあけて、本体を封入。
小穴部にはビニールテープを切ったものを貼りつけ防水強化しました。

10022950.jpg

ベルトクリップをジップロックの上(外)からねじ止め。
これで本体の防水は確保されました。
バッテリの交換も、ジップロックを空ければそのまま交換可。
VX-2は乾電池運用ができませんが、予備の電池も安いので行程にあわせていくつか持っていけばOK。

10022951.jpg

そのままベルトクリップを使用して、ORドライコンプサミットサックに付けてみました。
ただ、ちょっとジップロックがワサワサする感じがしますねww

10022952.jpg

そのまま純正のレザーケースに入れちゃいましょう。
本体の傷防止のためにも。
見た目を損なうことなく、防水を獲得することができました。

もともと無線機とGPSを持ちたかった理由は、携帯圏外でトラブったときに、「非常・非常・非常 こちら******。○○山で滑落しました。現在位置は北緯xx度xx分、東経xx度xx分です。」と連絡できれば、捜索隊の御手間をとらせず、ピンポイントで助けていただけるかなと。

これだけの目的であれば、事故に遭遇するまでは使わないので、ジップロックに入れてザックに放り込んでおけば良いのですが、なんかもったいないような気がして。

ちゃんと登山届に行程を書いて、145MHzと433MHz(呼び出し用周波数)をモニターしてますよー、として提出しておけば、付近で遭難された方がいたときの情報交換や、微力ながらお手伝いもできるかなと考えたりしてます。

と、かなり前のめりで書きましたが、実際のところ、どれだけ有用なツールなのかまったくわかりません。
開局申請してますが、まだ免許状が届いていないので、コールサインもありません。

本体+アンテナ+ジップロック+レザーカバーの重量合計は142gでした。素晴らしい!
しばらくは「お守り」がわりに同行させたいと思います。

余談。
先日、秋葉原にいったら年配のご夫婦が「あなた冬山に行くんだから無線くらいもっていきなさいよ」と奥様に促され、VX-8Dのフルセットを購入されていました。
なかなか微笑ましい光景でしたが、アマチュア無線4級はお持ち・・ですよね??

[追記]
このエントリーを書いた日に「無線局免許状」が来ました!
コールサインも決まりました!「J****Y」。

Love Beer? (゚∀゚)/D




【アフリエイトについて】
当ブログをご覧いただきありがとうございます。当ブログはエントリー内容に関連する商品をアフリエイトとして紹介しています。 エントリー最下部に表示されているサムネイル(商品画像)をクリックすると、Amazonの当該ページが開きます。こちらが「アフリエイトリンク」となっており、開いたページを通じて、Amazonでお買い物をしていただくと、売り上げの3~4%程度を広告協力費として、ブログ主がAmazonから頂ける仕組みです。(ご覧頂いた方のご負担が増えるということはありません) ブログをご覧いただき、「お、ちょっと面白かったぞ」と思われましたら、その勢いでAmazonでお買い物をしていただけると、大変ありがたいです。 収益は次なる創作活動への資金に充てさせていただきます。(けんけん)
スポンサーサイト



第四級アマチュア無線技士(受験編) 

2010011809140000.jpg

第四級アマチュア無線技士の試験を受けに行ってきましたよ。
東京では毎月、事前予約なしの飛び込みで試験をやってるそうです。

駅で写真をとって寒空の中、晴海(勝どき)へ・・・。
会場は3級の試験も同時開催の様で、ちょっと混雑していましたが定員200名は全然満たしていない様子。
小学1年生くらいのキッズから、おじいちゃんまでいて、なんだか微笑ましい会場でした。

申請書を書いて写真を貼って・・・おおぅ!間違って履歴書用写真(3cm x 4cm)を撮ってきてしまいましたよ。
申請書は2.5cm x 3cm・・・撮り直しなんて不経済なことはするわけもなく、顔デカ写真を張り付けて申請。笑
受験料5千円を払って会場へ。

みなさん、なんか小さな本を熱心に読みこんでます。これが噂の完マルか?
僕は今回、コストを掛けずに取ると決めていたので、前回紹介したサイト、
○アマチュア無線試験問題○
ここだけで、勉強しました。ここの「模擬試験過去の出題例」だけ徹底的に。
出題頻度の高い問題を中心に扱っているとのことなので、とにかくココの過去問をバッチリ仕上げておけば合格ラインを超すことは可能だろう・・と。
ってなことで、試験開始までの時間は鬼平犯科帳「雲竜剣」を読んで余裕をぶちかまします。

15分くらい、試験監督さんのお話を聞いて、問題用紙が配られ・・・ゲゲ。
いきなり過去問には無かった問題が目につきます。ドキドキ。
ま、法規12問、無線工学12問、それぞれ8問以上の正解で合格だから、そもそも出題頻度の低い奴や新規の奴は捨てる覚悟よ!と気持ちを落ち着かせて試験開始!

まずはマークシートをよけておき、問題用紙にマーキング。
絶対の自信ありは「○」
これかもしれないは「・」
まったく見たことも無いは、問題に「×」を付けていきます。

すると、法規のほうはなんと全部「○」オホホ-♪完全に合格間違いナシっしょ!
ルンルンで無線工学に進むと、「・」が出始めます。裏面に至っては「×」が2か所。ムムム!
「・」が出るってことは二者選択までは確実。過去問を解いているときに結構間違ってた奴です。
AGC回路だっけ?IDC回路だっけ・・・
中間周波数増幅器だっけ?高周波増幅器だっけ・・・
ダイポールアンテナの放射電力?なにそれ?美味しいの?
なんと、確実に「○」が付くのが7個しかありません。ヤバシ!
不安3問、まったくわからない2問から、1点をなんとかしてもぎ取らないと合格ラインに達しません。

ちなみに、ここまでで試験開始から5分。
それくらい「わかっていれば簡単」なんです。この資格。
どっちみち30分間は退出できないので、残り25問で悩みまくります。
でも、不安3問が全部外れるとは思わないし、「×」も当てずっぽうで1問引っ掛かればよいんだから・・と割り切って、提出用紙に解答を転記。これがずれてたりすると目も当てられません。笑

30分経過してようやく退出OKのアナウンス。
室外に出てからは携帯iGoogleで不安問題の回答を探しましたよ。
そうしたら、「中間周波数増幅器」が正解!よっしゃ!合格圏内♪

家に帰ってから、未知の問題含めて調べまくったところ・・・お?おおおお!全問正解とな・・!?
ありゃー!当てずっぽう2問も正解。自己採点で満点でました。
あぁ余計な運を使ってしもた・・・

12/28から勉強を始めて、1日30分くらいでしょうか。
1/17の試験には十分対応可能でした。
前出のサイトの管理人さんに感謝!!


これで不合格通知が来たら発狂する。


[追記]
IMG_1106.jpg
Yes!

[追記]
1/24に免許申請書出して、2/12に免許届きました♪

Love Beer? (゚∀゚)/D





【アフリエイトについて】
当ブログをご覧いただきありがとうございます。当ブログはエントリー内容に関連する商品をアフリエイトとして紹介しています。 エントリー最下部に表示されているサムネイル(商品画像)をクリックすると、Amazonの当該ページが開きます。こちらが「アフリエイトリンク」となっており、開いたページを通じて、Amazonでお買い物をしていただくと、売り上げの3~4%程度を広告協力費として、ブログ主がAmazonから頂ける仕組みです。(ご覧頂いた方のご負担が増えるということはありません) ブログをご覧いただき、「お、ちょっと面白かったぞ」と思われましたら、その勢いでAmazonでお買い物をしていただけると、大変ありがたいです。 収益は次なる創作活動への資金に充てさせていただきます。(けんけん)

第四級アマチュア無線技士(法規編) 

唐突ですが、第四級アマチュア無線技士の資格をとってみようと思いました。
なんでかと言いますと、僕は基本「単独山行」が大好きなんですが、やっぱり多少の不安はあるわけです。
携帯の通じないところで滑落したらどうしよう・・・とか。

ハンディー無線機持っていれば絶対に大丈夫とは言えませんが、かなり有効な解決策になることは確かです。
ただ、免許持ってませんし、無免許で使うなんて良心が許しませんので、ちょっと後回しにしていたんです。

vx-8a.jpg

ところが、最近、ブログを巡回していましたら、VX-8Dという無線機が凄いことになっていたのです。
オプションのGPSユニットをくっつけますと、APRSといいまして、自分の位置をトラッキングしてインターネットで歩行軌跡が、ほぼリアルタイムに確認できてしまうというものです。
これは、後日の山行記録に有効なだけではなく、twitterなんかで晒しておいても面白そうです。

aprs.jpg

無線機が単なる「お守り」から、GPSデータロガーとして、高度計として、さらに移動方向やスピードを確認するなんてことも1台で可能になります。

こりゃ面白い!とりあえず免許とるか!
ってことで、勉強し始めました。

実は、4アマは「そんなに難しくない」ってことは、以前軽く調べてわかってました。
なので、今回はお金も時間も掛けずに、サクっと取得しましょう。(今のところ強気)

基本、4択のマーキング形式で、法規と無線工学の2本柱です。
とりあえず、法規をやってみましょうかね。

まずは、こちらのサイトにお邪魔しました。

第四級アマチュア無線技士 国家試験問題集

ワサッと過去問題が収納されています。

1)
ここに掲載されている「法規」の過去問を全部、コピペでテキストエディターに貼り付けます。
貼り付けているうちに、なんか重複問題多いなぁということに気が付きます。

2)
全部貼り付け終わったら、上から順に眺めていって「あ!これさっきの問題と同じだ!」って気が付いたやつは消します。

3)
重複削除の作業をしているうちに、問題と回答が結び付いてきます。
つまり答えがわかってきます。

4)
一通り、重複削除が終わったら、改めて上から眺めなおします。
この時点で、4択を見なくても、答えがわかる問題などが出てきますので、これもどんどん消しちゃいます。
昔、辞書を覚えたら破り捨てるのと似てますね。

5)
最後、何問か「消せない」問題が残りますが、これはどうやっても理解できないか、微妙に類似しているけど、いまいち、共通点が見いだせないというようなややこしい問題です。
ちなみに、自分が最後まで残ってしまっていた問題は、
「無線局の再免許が与えられるときに指定される事項は,次のどれか。」
「無線局の再免許が与えられるときに指定される事項でないのは,次のどれか。」
でした。
それぞれ、4択のバリエーションがいくつかあって、こんがらがります。

あと、コレ。
「アマチュア局(人工衛星に開設するものを除く.)の免許状は,どのようなところに備え付けておかなければならないか,次のうちから選ベ.」
選択肢例)その送信装置のある場所/総務大臣が別に告示する場所/無線設備の常置場所
これも未だに混乱してます。笑

6)
ある程度、いけるかなと思ったら、次はこちらのサイト。

○アマチュア無線試験問題○

Webでお試し試験することができます。
かなりよくできてます。
こちらで、各カテゴリーの過去問にトライして、あとは実際の試験のような形式で混在シャッフルで過去問にトライして・・とやっていきます。

ここまでで、約2時間。
それでもお試し試験で、正解率95%以上はキープできるようになりました♪


ってことは、なにか?
無線工学も集中すれば、そんな感じでイケちゃうのかな?(今のところ強気)


途中で挫折しないように、一応、ブログにエントリーしておいて、自分を追い込んでみるのでした。笑


・・あら、無線工学は問題に画像も含まれるのね。どうやって勉強しようかな。

Love Beer? (゚∀゚)/D





【アフリエイトについて】
当ブログをご覧いただきありがとうございます。当ブログはエントリー内容に関連する商品をアフリエイトとして紹介しています。 エントリー最下部に表示されているサムネイル(商品画像)をクリックすると、Amazonの当該ページが開きます。こちらが「アフリエイトリンク」となっており、開いたページを通じて、Amazonでお買い物をしていただくと、売り上げの3~4%程度を広告協力費として、ブログ主がAmazonから頂ける仕組みです。(ご覧頂いた方のご負担が増えるということはありません) ブログをご覧いただき、「お、ちょっと面白かったぞ」と思われましたら、その勢いでAmazonでお買い物をしていただけると、大変ありがたいです。 収益は次なる創作活動への資金に充てさせていただきます。(けんけん)