
石橋を叩きまくっても(安全グッズを買いそろえても)、橋を渡らない(山に行かない)状態になっておりますが、昨年末から欲しかったアイテム「アマチュア無線機」をついにGetしましたよ。
どの無線機にするかさんざん悩みましたが、バーテックススタンダードのVX-2という小型のものにしました。
こちら、生産完了品なのですが、偶然ヤフオクで発見してムフフなお値段で獲得しました。
みての通り、新品同様で付属オプションも未開封のままという良コンディション!
無線機を入手するにあたり、比較したのは以下の4機種。(クリックすると少しだけ拡大)

使用目的が「お山」なだけに、気になるのは「重量」「防水性能」「お値段」でしょうか。
当初はほぼすべての機能を満たしていたVX-8Dに惹かれていましたが、別途M-241CというコンパクトGPSロガーを入手することにより、「高機能」は不要となり、あとは防水だけ何とかすれば、軽くて安いに越したことはないと、そのままVX-2に流れた次第です。
VX-3はVX-2の後継機種ですので、いろいろと改良(改善)がなされていますが、基本的なところは大差ありません。
さて、あとはどうやってVX-2に防水を施すか・・です。
ブルジョアな人は、そのままアクアパックなどを購入されるのが良いでしょうww
ただ、純正のホイップアンテナを付けても、それなりの大きさは必要になるかと思います。
コンドームを被せるというつわものもいるようですが、見た目の問題や、取り付け、電池の交換など、色々な点を考慮し、「ジップロック」という解決に至りました。

まずは、ベルトクリップを外しておきます。
それから、アンテナは純正のホイップアンテナから、コメット製のSMA24というフレキシブルアンテナに換装。
純正よりも飛び&受けが良くなるということと、枝などに引っ掛けたときにクリアしやすいという点が挙げられます。

極細のフレキシブルアンテナ用に、ジップロックに小穴をあけて、本体を封入。
小穴部にはビニールテープを切ったものを貼りつけ防水強化しました。

ベルトクリップをジップロックの上(外)からねじ止め。
これで本体の防水は確保されました。
バッテリの交換も、ジップロックを空ければそのまま交換可。
VX-2は乾電池運用ができませんが、予備の電池も安いので行程にあわせていくつか持っていけばOK。

そのままベルトクリップを使用して、ORドライコンプサミットサックに付けてみました。
ただ、ちょっとジップロックがワサワサする感じがしますねww

そのまま純正のレザーケースに入れちゃいましょう。
本体の傷防止のためにも。
見た目を損なうことなく、防水を獲得することができました。
もともと無線機とGPSを持ちたかった理由は、携帯圏外でトラブったときに、「非常・非常・非常 こちら******。○○山で滑落しました。現在位置は北緯xx度xx分、東経xx度xx分です。」と連絡できれば、捜索隊の御手間をとらせず、ピンポイントで助けていただけるかなと。
これだけの目的であれば、事故に遭遇するまでは使わないので、ジップロックに入れてザックに放り込んでおけば良いのですが、なんかもったいないような気がして。
ちゃんと登山届に行程を書いて、145MHzと433MHz(呼び出し用周波数)をモニターしてますよー、として提出しておけば、付近で遭難された方がいたときの情報交換や、微力ながらお手伝いもできるかなと考えたりしてます。
と、かなり前のめりで書きましたが、実際のところ、どれだけ有用なツールなのかまったくわかりません。
開局申請してますが、まだ免許状が届いていないので、コールサインもありません。
本体+アンテナ+ジップロック+レザーカバーの重量合計は142gでした。素晴らしい!
しばらくは「お守り」がわりに同行させたいと思います。
余談。
先日、秋葉原にいったら年配のご夫婦が「あなた冬山に行くんだから無線くらいもっていきなさいよ」と奥様に促され、VX-8Dのフルセットを購入されていました。
なかなか微笑ましい光景でしたが、アマチュア無線4級はお持ち・・ですよね??
[追記]
このエントリーを書いた日に「無線局免許状」が来ました!
コールサインも決まりました!「J****Y」。
Love Beer? (゚∀゚)/D











