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根付的なストラップを作ってみた 

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少し時間があるときの手慰み的な感じで、木工をやってみました。
木像にするか悩みましたが、どうせなら実用的なものが良いかなと思い、根付を。
根付の定義は「紐を通す穴があるかどうか」らしいので、今回作ったものも根付と言ってしまってよさそうですが、クオリティー的にまだまだなので、「根付的」ということで。

根付といえば、象牙や硬い木を使うようなので、手近にあった縞黒檀と、枇杷の木を使うことにします。
もともとチェスの駒を作ろうと思って切り出しておいたのをそのまま転用。
どちらの木もえげつなく硬いですが、完成に近づくにつれ硬くてよかったと思います。
手慰みが目的なので、リューターなどは使わず、ノミと彫刻刀だけでちまちまとやっていきます。

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見よう見まねで作ったので、テクニック的なものは全く紹介出来ません。
数をこなせば上手くなるかなぁと思っているのですが、どうなることやら。
テクニックではないですが、「彫刻刀の砥ぎ」これめっちゃ重要!
作業効率が格段に違ってきます。


『縞黒檀丸鼠』
ネット検索して「これだ!」と見つけた奴の模倣。
ただ、どこぞの教会の絵画をおばちゃんが修復したくらいのかけ離れたクオリティに失笑するやら愕然とするやらw

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『枇杷蛙茸』
これは枇杷の木の雰囲気をつかむためにキノコを彫ろうと思ったら、ふと蛙もくっつけてみたくなったというオリジナル作品。
縞黒檀より若干ですが加工性は良いかなというところ。
でもめっちゃ硬い。

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また、いくつか作ったら紹介したいと思います。

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ハウルの動く城から、「ソフィーの杖」を作ってみた 

みなさんこんにちは。
今回は杖を作ってみようと思います。

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杖といっても、作るのはこちら。
ハウルの動く城で出てくる「ソフィーの杖」です。
おばあさんにされてしまったソフィーが、山の中で、魔法にかけられたカカシのカブに持ってきてもらった奴。
実に不気味ですねw

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DPP_0713.jpgデザインを起こしました
DPP_0715.jpgラフな設計図も書きました
DPP_0726.jpgメープルのブロックにデザインを転写
DPP_0721.jpg切り出してからは小刀で造形
DPP_0728.jpgひたすら造形

仮組みで手頃なワッシャーを目にハメこんでみました。
良い感じですw

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DPP_0733.jpg20mm砲の空薬莢を用意します。砲金です。
DPP_0722.jpg鉄ノコで切断
DPP_0725.jpg研磨したらピカピカ
DPP_0727.jpgヘッドも形にあわせて削りだし

ぴったりハマりました!
ヘッドとシャフトのジョイント部の装飾に砲弾を使うアイデアw

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DPP_0731.jpg取り外しできるようにネジ式に。
DPP_0711.jpgw1/4インチネジを採用。(カメラマウント規格)
DPP_0737.jpgカメラをつけたら一脚がわりに。
DPP_0732.jpg16mmドールアイをぶった斬り、後でエポキシ接着
DPP_0712.jpgカシューを塗り&磨きを数回繰り返し
DPP_0714.jpg3種のコンパウンドで徹底研磨
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目を接着して「ソフィーの杖」が完成!
ぶきみ!

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シャフトは縞黒檀の木を冒頭の写真のように内丸の豆鉋で削りだしました。
重いけどとても丈夫!

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ゆっくりボイスの解説付きでメイキング動画も作ってみました。
ゆっくり観ていってねー




[追記]
これもって電車に乗るのはさすがに恥ずかしかったので、3ピースに分割しました。
ジョイントはw1/4インチのねじ込み式。
ついでに帆布でキャリングポーチも作りました。
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Love Beer? (゚∀゚)/D






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アンティークミシンのケースを作る(できあがり編)  

いよいよ完成したミシンケースをご覧いただきましょう!

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光の当て具合で、マホガニーの杢の見え方が変わって綺麗。

寸分の狂いもなく収まりも完璧ですよ!

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アンティークな感じではありませんが、2800円もする取っ手もカッコいいです!

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上下の連結にはこちらもタキゲンさんの「パッチン錠」を採用。

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フラップデスクを開いたところ。
この折りたたみのギミックは悩みました。。

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こんな感じでフラップデスクが動くので、寝ても立っても角がぴったり。
この動きは普通の蝶番ではできません。
動く際に当たるところをRに切削していないところにも注目です。

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ギミックはこんな感じ。

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細長い口の形をした部材を連結金具としているのですが、フラップデスクの内部にΦ5mmのスプリングが仕込んであって、8mm程度この連結金具が「伸びる」しかけにしてあります。
このため、折りたたむ時には連結金具が伸びて可動域を確保するので、角をRにしなくても大丈夫と。
ひょっとしたら、世の中には便利な部材が有るのかもしれませんが、ここは完全独創で作りました。
ちゃんと目的通りの動きをしているのでヨシ。


そんなわけで、構想1カ月!アンティークミシンのケースができました!

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長々と5回に渡るエントリーにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

余談ですが、ミシン単体で13kgあります。
今回作ったミシンケースが12kgあります。
合計で25kg。。。重さゆえに門外不出となりそうですww


あー!ビールが美味い!キヒーーーー!!

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関連エントリー: 土台編
関連エントリー: 上ケース編
関連エントリー: 突き板編
関連エントリー: ロゴマーク編
関連エントリー: できあがり編 ←今ご覧になってます。

[追記]
ダイジェスト動画作りました。



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