fc2ブログ

フィンガー鍋掴みをDIYしてみた 

部屋で火器を使ってお茶を飲んだりするのですが、アウトドアグッズはあまり持ち手対策がされていないような気がします。
スノピマグやシェラカップなどもそのまま火にかけてしまうと、持ち手が熱くなりますよね。
そこで、近くに転がっていた革で簡単な鍋掴み的なものをDIYしてみました。
余談ですが、お部屋でアルコールランプやガスバーナー(本来使用禁止)を使う時は、携帯用でも消火器を常備しておきましょう。話題の動画のように延焼したら大変です。

IMG_6550.jpg

こんな感じ。
人差し指のところだけ折り返して革紐で編んでいます。
プロトタイプのつもりだったので、紐の使い方など超適当な感じですがw

IMG_6545.jpg

穴とか開いていますが、機能的な目的はありません。
転がっていた革にもともと空いていたというだけの話で。

IMG_6547.jpg

ケトルの持ち手は、チタン&シリコンチューブに換装していますが、それでも沸かしたては相当熱くなっているので、素手では持てません。
フィンガー鍋掴みなら余裕。

IMG_6548.jpg

ユニフレームのちびパンも楽々。
これ、持ちてに革カバーをつけている人を見かけますが、あれ火にかけっぱなしにしても熱くならないのでしょうか?

Love Beer? (゚∀゚)/D





【アフリエイトについて】
当ブログをご覧いただきありがとうございます。当ブログはエントリー内容に関連する商品をアフリエイトとして紹介しています。 エントリー最下部に表示されているサムネイル(商品画像)をクリックすると、Amazonの当該ページが開きます。こちらが「アフリエイトリンク」となっており、開いたページを通じて、Amazonでお買い物をしていただくと、売り上げの3~4%程度を広告協力費として、ブログ主がAmazonから頂ける仕組みです。(ご覧頂いた方のご負担が増えるということはありません) ブログをご覧いただき、「お、ちょっと面白かったぞ」と思われましたら、その勢いでAmazonでお買い物をしていただけると、大変ありがたいです。 収益は次なる創作活動への資金に充てさせていただきます。(けんけん)
スポンサーサイト



フルハンドメイドでレザーベルトを作ってみた 

DPP_5027.jpg

鋳造に興味があったので、実験的にベルトを作ってみることにしました。
ただ、一番大事な鋳造している写真がありません。
次、作ったら写真追加しますので、ご容赦を。


鋳造方法もいろいろあるようですが、比較的、初期投資が少なく簡単(?)にできるということで、ピューター合金(錫合金)によるサンドキャスト(砂型鋳造)にしました。

まずは、型を作るところから始めます。
木部用エポキシパテをよく練りこんでから、あらかじめスケッチしたイラストの上に盛ります。

DPP_5023.jpg

なかなかよくできたパテで、肉痩せすることもなく、固まるのも早い。
固まるとナイフやヤスリが効きやすいので、成形も容易です。
成形したら、プラサフとラッカースプレーで表面を艶々にします。

DPP_5024.jpg

ここからが実は大切な作業なのですが、写真が無いため、かいつまんで説明。

1.砂型作りA
型枠を作って先のバックル型を置く。
ベビーパウダーをバックルの上にまぶす。
鋳造用砂をふるいに入れて、粉雪のごとくバックルの上にのせる。
残りの砂をぎっちり詰め込む。

2.砂型作りB
片面はフラットなので簡単。
もう一つの型枠にぎっちり砂を詰め込んでまっ平らにする。終わり。

3.型抜き・型合わせ
砂型Aからバックルをそっと抜き出す。(難しい)
湯口(合金を流し込む穴)を2か所ほどストローなどであけておく。
砂型Bと砂型Bの上にそっとあわせる。

4.鋳造
ピューター合金を適当な鍋に入れてガスコンロにかける
バーナーも併用して合金を溶かす
砂型Aの湯口にそっと流し込む


少し放置して、金属が冷めた頃合いに砂型を崩してバックルを取り出しまして、あとはヤスリなどでバリをとるとこんな感じになります。
比較的やわらかい金属の部類になると思いますが、それでも重厚な仕上がりです。

DPP_5025.jpg

あとは、どこの家にもある牛革をベルトサイズに切り出して、染色してコバ処理して穴あけして、先のバックルを取り付けるとこんな感じ。

DPP_5026.jpg

普段使いしていますが、頑丈で壊れる気配なし。
バックルからベルトまでフルハンドメイドっていうところが嬉しいです。
全行程で5時間くらい掛かりましたがw

DPP_5027.jpg

Love Beer? (゚∀゚)/D


【アフリエイトについて】
当ブログをご覧いただきありがとうございます。当ブログはエントリー内容に関連する商品をアフリエイトとして紹介しています。 エントリー最下部に表示されているサムネイル(商品画像)をクリックすると、Amazonの当該ページが開きます。こちらが「アフリエイトリンク」となっており、開いたページを通じて、Amazonでお買い物をしていただくと、売り上げの3~4%程度を広告協力費として、ブログ主がAmazonから頂ける仕組みです。(ご覧頂いた方のご負担が増えるということはありません) ブログをご覧いただき、「お、ちょっと面白かったぞ」と思われましたら、その勢いでAmazonでお買い物をしていただけると、大変ありがたいです。 収益は次なる創作活動への資金に充てさせていただきます。(けんけん)

ビジネスシューズのコバを補修する 

いよいよ夏休みの節目を迎え、上半期がんばってくれたビジネスシューズのメンテナンスをします。

今回、手を入れるのはオールデンのウイングチップ(Alden Long Wing Blucher Shell Cordovan)です。
数年前に一度、オールソール(靴底の全面張替え)をしましたが、その時に付けた革がちょっと潰れてきたようで、コバ(靴底の外周)がガタガタになってきました。
これを治してみたいと思います。

DPP_0630.jpg

コバが3段になっているのがわかりますね。
上から、ウエルト(本体と靴底の縫いシロになる部分)、ミッドソール、アウトソール。

DPP_0628.jpg
DPP_0629.jpg

少し削ってみると、ミッドソールが痩せてるように見えますね。
というか、アウトソールが潰れて広がっている感じです。
ルータにサンダーを取り付けて撫でるように削っていきます。
この時、なるべくウエルトは削らないようにします。
縫い目の強度が落ちてしまいますから。

DPP_0631.jpg

次に、少しサンダーの番手を上げて仕上げ研磨。
ルータの扱いに慣れていない場合には、アッパーにマスキングなどしていておいたほうが無難です。
アッパーを削ってしまったら、それはそれは悲しいことになりますので。。

DPP_0632.jpg

両足とも全周の研磨が完了。
元の革の色になりました。

DPP_0633.jpg

コバを仕上げる前に本体もざっと磨いておきましょう。
まずはクリーム。
全体にサササと塗っていきます。

DPP_0634.jpg

コバのウエルトの縫い目にはたっぷり目に刷り込んでいきます。
縫い目の防水目的も兼ねてます。
ここはゴミもたまりやすいので、本当は専用ブラシ(歯ブラシとか)を使ったほうが無難ですが、面倒なのでそのままw

DPP_0635.jpg

トゥには脂っこいワックスを刷り込みます。
ここだけはしっかり磨いてツヤツヤにしておきたいですね。

DPP_0636.jpg

トゥのパンチ穴にワックスが詰まっていると宜しくないので、ブラシでたたき気味にブラッシングした後、磨きはストッキングを使います。
紳士ならだれでも持っているはずですw

DPP_0637.jpg

いよいよコバの仕上げ。
コバインキを使います。
靴がバーガンディー(焦げ茶)ですので、コバの色も近いものをチョイス。

DPP_0638.jpg

蓋のキャップにはスポンジ刷毛が付いているので、良く振ってから塗っていきます。
ムラにならないよう、泡を立てないように。。

DPP_0639.jpg

一度塗りでこんな感じ。

DPP_0640.jpg

二度塗りでこんな感じ。

DPP_0641.jpg

完成!
この後、気分で蜜蝋を刷り込んだりしますが、今回はそのまま。

DPP_0642.jpg

また下半期もよろしくお願いしまーす!

Love Beer? (゚∀゚)/D


【アフリエイトについて】
当ブログをご覧いただきありがとうございます。当ブログはエントリー内容に関連する商品をアフリエイトとして紹介しています。 エントリー最下部に表示されているサムネイル(商品画像)をクリックすると、Amazonの当該ページが開きます。こちらが「アフリエイトリンク」となっており、開いたページを通じて、Amazonでお買い物をしていただくと、売り上げの3~4%程度を広告協力費として、ブログ主がAmazonから頂ける仕組みです。(ご覧頂いた方のご負担が増えるということはありません) ブログをご覧いただき、「お、ちょっと面白かったぞ」と思われましたら、その勢いでAmazonでお買い物をしていただけると、大変ありがたいです。 収益は次なる創作活動への資金に充てさせていただきます。(けんけん)